松戸駅東口から徒歩約10分,国指定重要文化財「戸定邸」がある。
明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残っている唯一の建物だ。
増築を経て,現在は9棟が廊下で結ばれ,部屋数は23に及ぶ。旧大名家の生活空間を伝える歴史的価値が,高く評価されている。
建物は大きく分けて
1 来客や他家との交流に使う区画
2 家族が暮らす区画
3 職員の区画
の3つに分けられている。
また,毎月5の倍数の日には,戸定邸の中庭に出ることができる。
隣接する戸定歴史館
戸定邸に暮らしていた徳川慶喜の弟・徳川昭武の遺品の展示,昭武が派遣された1867年パリ万国博覧会の関係資料が展示されている。
戸定邸からの景色。
天気がいい日は,高層マンションの裏側に富士山が見える。
住所:千葉県松戸市松戸714-1
入館時間:9時30分から16時30分(17時閉館)
休館日:月曜日,年末年始
駐車場あり
入館料:戸定邸250円,歴史館150円,共通入館料320円